東静高速鉄道グループ

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2000形電車細評

▲MS001編成(2001+2051+2071+2031)
2000形電車


東静高速鉄道から引退した2000形電車を借り受けた車両。4連15本が在籍した。

○導入の経緯
愛佳交通にて鉄道事業を開始(正確には旧愛佳中央交通鉄道線を復旧)する際に、使用する車両を一新する必要があったが、経営基盤が良くない状態では新車を購入する予算も全然組めない状態であった。そのために中古車を購入する事となったが、その車両をリサーチしている中で白羽の矢が立ったのが親会社である東静高速鉄道が運行していた2000形電車である。既に大半の車両が運用を離脱しており、多少の整備などを実施すればすぐに使用ができると踏んだために話が進んだ。当初は『購入』する方針だったが、愛佳交通の諸事情を考慮した結果、東静高速鉄道が愛佳交通に貸出し(リース)する形での対応となった。これに対応する車両の整備は東静車輌工業で実施されてから愛佳交通に4連15編成(60両)が入線した。主な内容としてはラインカラーの変更及び連結器の交換などである。

○運用面
増解結が可能な特徴を生かし、朝夕ラッシュ時をはじめとして普通列車などの運用に就いている。2100形電車のうち、先頭車化改造を受けた元中間車を両端先頭車としている編成との併結は性能上可能。しかし現状では、異形式車両との併結運用は組まれておらず、2000形電車同士での併結運用が主となっていた。末期にはほとんどなかったものの、東静高速鉄道東伊豆線へ直通する列車にも使用されることもあった。

○近年の動き
4連15本を借り入れた後は、各駅停車などに使用されるなど主力車両として活躍した。しかし、2100形や2200形などの車両が入線したことにより次第に運用が減ったために、平成20年11月に4連10本が除籍、東静高速鉄道に返却された。その後は、残った5編成が朝夕ラッシュ時及び予備車として運用に使用されたが、平成22年10月に全車が除籍、東静高速鉄道へと返却された。
車両諸元表
種別直流近郊型電車車両
車体寸法(mm)20,000 ×2,950 ×3,980
最高速度120km(営業上は110kmが最高速度)
電気方式直流1500V
保安装置ATC(列車集中制御装置)
制御方式CS57形直並列組合せ抵抗制御・界磁添加励磁制御
ブレーキ方式電気指令式ブレーキ、回生ブレーキ
その他設備座席:ロングシート
行き先表示:デジタル表示
営業開始平成19年4月1日
車両形式等
編成番号編成
MS001(TS003)返却2001+2051+2071+2031返却
MS002(TS004)返却2002+2052+2072+2032返却
MS003(TS005)返却2003+2053+2073+2033返却
MS004(TS006)返却2004+2054+2074+2034返却
MS005(TS007)返却2005+2055+2075+2035返却
MS006(TS008)返却2006+2056+2076+2036返却
MS007(TS009)返却2007+2057+2077+2037返却
MS008(TS011)返却2008+2058+2078+2038返却
MS009(TS012)返却2009+2059+2079+2039返却
MS010(TS013)返却2010+2060+2080+2040返却
MS011(TS014)返却2011+2061+2081+2041返却
MS012(TS015)返却2012+2062+2082+2042返却
MS013(TS016)返却2013+2063+2083+2043返却
MS014(TS017)返却2014+2064+2084+2044返却
MS015(TS018)返却2015+2065+2085+2045返却
*()内は東静高速鉄道在籍時代の編成番号。
MS001〜MS010は、2200形増備に伴い除籍、平成20年11月に東静高速鉄道へ返却。その後、平成22年10月に最後の5編成が東静高速鉄道へと返却された。
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